瀬波大祭(西奈弥神社の祭)
2004.09.04撮影
平安時代の法典に『延喜式』(927年)という本があり、その本の中に磐舟郡(今の村上市・岩船郡)の神社の名が載った巻があります。
磐舟郡には、石船、蒲原、西奈彌、荒川、多岐、漆山、桃川、湊と8つの神社の名前が書かれています。このことから西奈弥神社は、約1200年以上の歴史を持つ、由緒のあるお宮ということになります
西奈弥神社の祭神は、保食神(うけもちのかみ)と呼ばれています。字が表わす通り、食物をつかさどる神様です。
瀬波の地名には、どのような由来があるのでしょうか。昔、神様が、越前(今の福井県)から、船で家来をつれて、瀬波の沖にやってきました。その時に、背中のほうから、風が吹きつけてきました。船は、その風と波に乗って、瀬波の浜に着くことができました。
神様は、「よき背の波かな」と申されたとか。そこから、セナミという地名が生まれたそうです。神様にしたがってきた家来は、この瀬波の土地に住むことになりました。
伊与部、磯部、小島(嶋)、小武、吉田の先祖にあたるそうです。
瀬波小学校の校歌に、「気比の宮居の千木高く瀬波の郡(こおり)と呼ばわりし」と歌われています。
西奈弥神社は、明治の初めまでは、気比(けひ)神社と呼ばれていました。このお宮は、福井県敦賀港にある気比神社との関係があると考えられます。敦賀の気比神社も西奈弥神社と同じ祭神をまつり、お祭りも9月4日に行われています                                        -村上市HPより-

                                         

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