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田巻邸 椿寿荘 茶会 田上町

2008.11.02 撮影 STAFF fuji

大正時代、日本の五百町歩(500f)以上の大地主の半数は新潟にあった。なかでも「千町歩」の巨大地主は新潟に5家を数え、田上の田巻家(原田巻家)も、そのひとつ。
  田巻家は江戸末期、1300町歩、小作人2794人を抱えた。1897年、7代目当主が「不況で仕事のない小作人を働いてもらう」ために、当時日本三大名人の一人と言われた富山・井波の宮大工松井角平に依頼して建てた離れ座敷が、椿寿荘。建築に3年半を費やした。
  屋敷は、建坪約140坪、ヒノキを使った重厚な寺院様式で、クギを一切使わず仕上げている。目を引くのは、随所に使われた銘木。樹齢800年の会津欅(ケヤキ)をふんだんに使った玄関と露縁。菊を透かし彫りした欄間のクスノキの1枚板。
  圧巻は露縁のひさしのけたに使われた約20bの節ひとつない吉野杉。大阪から海路、新潟から信濃川をさかのぼって運ばれました。
この椿寿荘は田上の豪農「田巻邸」の離れ座敷です、京都の庭師の作で「枯山水」がとても映える庭です。今の時期色づき始めた樹木の葉が絨毯をつくり始めま した。やがて彩りの川が出来ます。今日は年に一度の恒例のお茶会(田上在住、裏千家、川口宗栄氏)が開かれました。館長は普段着でお茶とお菓子を楽しんで 貰えば良いのですと、当日は天気も良く大勢のお客様が歴史的な建物の中での侘び寂びを楽しんでおられました。撮影者FUJI

 


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