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大源太キャニオン

(2009/10/29撮影)

秋 紅葉 素晴らしい 雲洞庵(うんとうあん)は新潟県南魚沼市(旧南魚沼郡塩沢町)にある曹洞宗の寺院である。山号は「金城山」。本尊は釈迦牟尼仏。「雲洞院」(『鎌倉大草紙』)
南魚沼郡一帯にあたる上田庄に位置する。当寺の縁起や『日本洞上聯燈録』によればによれば、藤原房前の母である藤原先妣尼が庵を結び開祖とする伝承を持つ。また、養老元年(701年)房前が母の菩提を弔う為、尼寺を創建した。室町時代には直江津を本拠としていた関東管領の上杉憲実が永享元年(1430年)、寺伝によれば応永27年(1420年)に曹洞宗の顕窓慶字を招き禅寺として再興したという。上田庄は山内上杉氏との関わりを持ち、山内上杉氏を継いだ憲実は雲洞庵再興を企図していた叔父にあたる上杉憲定の意思を継いで再興を行ったという。顕窓は越後ではじめての曹洞宗寺院である耕雲寺住職である傑堂能勝の法嗣で、憲実との関わりは不明であるが憲実は文安4年(1447年)に政治から退くと、雲洞庵に隠棲している。
赤門からの参道の下には法華経の一石一字が書かれた石が埋められており古来より「雲洞庵の土踏んだか、関興寺の味噌嘗めたか」といわれ、参道を踏みしめて参詣することで御利益があるとされた。
また、戦国時代には越後国主となる上杉景勝やその家臣である直江兼続が幼少期に北高全祝(第10世住職)や通天存達(第13世住職・長尾政景兄)らより勉学を学んだ寺とされる。


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