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山形県指定無形民俗文化財 山戸能

2008.05.03 撮影 STAFF fuji


山五十川地区は、鶴岡市の南部、五十川流域の中流に位置し、人口約610人、世帯数175戸の小さな集落です。集落の発祥は、明らかではないが、各方面の 文献から奈良時代(西暦700年代)以前に遡ると考えられ、河内、熊野両神社が創建された大同年間頃(西暦800年代)には、本格的な集落が形成されまし た。初期の集落は、五十川に沿って北部に「実俣村(さねまたむら)」、南部に「蕨野村(わらびのむら)」の二つの村から成り、明治8年には両村が合併し 「山五十川村」と称されるようになりました。由来は、宝永年間(1704年)にさかのぼるとされるが、「霊龍堂祖山文書」「梅林堂文鶯文書」や「寝覚実那 志草」の記録によると、寛政4年(1792年)、疫病を祓い村を救った湯殿山鉄門海上人へのお礼として実俣村の若者達が芝居を演じたのが公演の初出とされ る。1827年からは、蕨野村(現山五十川南部)との競演となる。
組織は、両村の若連中が義務付けられ、明治以降、消防組、若勢講、青年会、青年団を経て自治会・古典芸能保存会を中心に保存育成に努めている。 主な芸題は、「仮名手本忠臣蔵」「菅原伝授手習鑑」「義経千本桜」など14狂言、37場を有し、山戸能と併せ昭和45年斎藤茂吉文化賞を受ける。HPより

現地に到着すると当日は快晴で祭りに相応しい爽やかな風が吹いてました八重桜が満開です。本当屋に皆さん集まり勢揃いすればいよいよ行列が進みま す。若者の笛、鼓が奏でられ賑やかです、子供神輿も元気な声を張り上げ祭りを盛り上げます、振る舞い酒やらおつまみやら見物客のお接待です。やがて河内神 社に到着、行列は伝承館を三回回りますに白装束の男衆に引き出された神輿は”暴れ神輿”と呼ばれ鳥居を往来し元気にあばれ疲れると?神輿は伝承館館に入り 神事が行なわれます神聖な上にも笑いがあります。やがて神事が終わり宴会の会場と成ります。互いに酒を酌み交わす最中に”山戸能”が始まりました、舞台を 清める意味の「座揃」「恋慕の舞」「式三番」「番能 春日龍神」と続きました。静寂の中に演じるかと思えば何と舞台に向い”がんばれよ”と掛け声あり、舞 台へご祝儀を置く何でもあり?の館内です。私は何度尋ねても能を見る時は背すじが伸びますね。この山戸能が終わると山五十川歌舞伎が演じられます。山五十 川歌舞伎編をどうぞ!撮影FUJI


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