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伝える想い、越後長岡 ひなものがたり 長岡市

二度の戦火と天災から生き延びた、ひなたち-。

2008.02.11 撮影 STAFF fuji

長岡の各地に大切に保存されている、これらおひな様を市内二十六ヶ所で展示いたします。
時代を超えても変わらぬ親の想いに触れながらご家族と一緒にお楽しみ下さい。(パンフより抜粋)。 

私はいつも「お雛様」の時期が来ると県内外、北へ南へと走る、温海の「湯の町にんぎょうめぐり」、村上の「にんぎょう様めぐり」は毎年お邪魔してる、小千 谷の「絵紙で彩る雛祭り」や更に最近参加店が増え人気アップの宿場町塩沢「ひな雪見まつり」を撮影に。長岡を通過する時は城下町なのにお殿様からの拝領し たものや武家のお姫様、商家のお嬢様の初節句に飾ったあろ〜雛人形が有る筈だよな〜と、でも長岡市は「戊辰戦争」「長岡大空襲」で戦火に遭い近年では「中 越地震」「中越沖地震」の相次いで災害に遭いやはり「お雛様」は無いのかな〜と残念に想い乍、自分に納得させてた。それでも未だ諦め切れず、地震は突然だ が戦火は逃れる事が出来る、戦争が終わっても飾る気持ちゆとりが無く疎開先の蔵にひっそりと置かれてるよな〜とも! 今や新潟市を凌ぐ商業開発され近代建 築が並ぶ、其れらを見るとやはり無いのかと思ったりもした。

と先日!”長岡「ひな人形で城下町演出」”写真入りの新潟日報記事に”やはりあった”と直ぐに 商工会、ロ−タリ−クラブ関係部署に問い合わせ撮影取材をお願いした早速資料が着き段どる。そして開催後の冬晴れの日に尋ねた。
  此処長岡市は森民夫市長による「行政を町中に協働」で郊外に移転した行政庁舎が市中に戻りド-ナツ現象を改善しようとしている、高齢者に優しい街にそして 「市民と協働によるまちつくり」長岡のまちつくり計画「まち交大賞、国土交通大臣賞、全国最高賞」受賞するに至った街である。 展示会場の詳細は別紙に任せるが正に期待通りの年代物であり想いのこもった由緒有る作品が多々展示されてます。  其々の想いで所有者はおひな様を今日迄待っていたんだと思うととてもいとうしく見つめ撮影する、(ガラス越しの展示た多々有りますPLフイルタ−推奨)。

展示店舗の”ご当主”奥様”からおひな様の云われを聞き更に鑑賞力が付いた”撮影して居ると詳しい人と思われるのか雄雛、雌雛の座る位置が左右どっちらが 正しいのですかね!と私も正確には知らないんですが昔の日本社会では位の高いお方は右に座る、特に長岡地域の風習がが有るかと長岡観光*コンベション事務 局長に尋ねた、”私も明確な情報は有りませんが見ると、うんと古い物が右、近代は左ですね西洋文化の影響でしょうかね”と”特に長岡の飾り方”は有りませ んねと名塚氏、人形店に聞くが良いでしょうとやはり皆さん疑問なんですね。其処で調べたら有りました「元々の日本文化では、位の高い方は右の位置、ひな人 形も向かって右雄雛、左雌雛と伝えられてきましたが京都御所で昭和天皇即位礼行われたときの位置を参考に雛人形業界で内裏雛の左右を決めたとされます。即 位礼の際、天皇陛下が高御座(中央)に、向って右側に皇后陛下がお座りになられました。この時の位置関係を間違えたのではないかともいわれていました。明 治以降、西洋文化の位置、すなわち男性は左、女性は右という習慣が取り入れられ、天皇陛下も洋装の際は西洋式の並びを採用しています。戦後の男女同権の現 在、どちらが正しいと言うは難しいでしょうか。地域の習慣、個々のお考えで良いかと存じます、我が家は右が内裏様ですよ洋風でしょうかね!と。「亨保雛」 が大きいのは江戸っ子は大きさを競争、自慢したが亨保六年(1721)幕府がよって24cm以上の雛の製造や販売が禁止された。雛人形店文献より」お茶を 戴くと身体も心もホットな至福の時でした。

街中ではあちこちでパンフレット片手に歩くグル−プやファミリーにお逢いしました皆さん目を細めて微笑んで見て 癒されてる。其々「おひなさま」と共に「長岡戦災災資料館」「河井継之助記念館」と地震の記録をみて欲しい(何れも町中に有る)この様な状況下で守られた 「お雛様達」「市民の心」を歴史から感じると思う。
地震の記録は”ト−ア仏壇寺島店”を訪ねた時に見せて戴いた。桜井カツエ氏が地震前と地震後を同じ位置 から撮影した貴重な”パネル写真”と”写真集”が多くある、神社仏閣の倒壊、其処に優しく何事も無かった様に咲く”さくら”、時期が来れば咲きますよ ね!、之と同じ様に長岡の「おひなさま」の開催も今が其の時期なんです”おひなさま”も”市民”もみんな喜んでるんですよと、同感。又 同所で”100年 の対面”した三世代家族にお逢いした、お孫さんとおひな様と見詰め合う姿、時空を超えた出会い、まさに<サブタイトル>の親の想いが其処に真近に有ったと 氏は語る、思い出にと写真をお借りした。冷え込んだ寒い日なのに外迄見送る桜井常務と社員、そうだ今日は何度も見送られた、之が小林虎三郎の「米百俵」で 培った精神かと私も車中で深々と頭を下げた。笑顔で心良く撮影させて戴いた皆様に厚くお礼申し上げます、とても満足な一日に感謝。

追記
*当日はお休みの店舗、後期開催も有り全部の撮影が未完了ですが再度訪問追加掲載致しますご期待下さい 2008.02.11 撮影者記。


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